色メガネ売場

目の届くかぎり広く、手の届くかぎり深く

全略 ーアイサツに代えて

ひらひら検事のワナワナとした叫びはさておき。

手始めということで、例に違わず自己紹介を。

といっても、いるとも知れぬ読み手の方に見せびらかすほど、我が人生大したものではない。

そこで、自分のヒイキとするゲームについて少しばかり書き散らすことで紹介と代えさせていただく。

いわば"同志"とも呼ぶべき選ばれた方は、タイトルの影にヤッパリあのオトコの姿が見えたことと思うが。

 

当方、逆転裁判シリーズが大のお気に入りである。

その付き合いはわずか4年ではあるが、シリーズ全作品をプレイし、先日のオーケストラコンサートに足を運び、シビれる演奏のフルコースに圧倒されたくらいには大ファンなのだ。

ついに今夏「大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-」の発売が決定し、期待に打ち震える日々を目下過ごしているのである。

 

登場人物、ストーリー、音楽、グラフィックなどそこかしこでシゲキをくれるこのシリーズの、最大のミリョクといえば‥‥?と問われれば、私は人差し指を突き出して

”つきつける”

と答えたい。

ここには、本シリーズのミリョクが凝縮されているのである。

 

"つきつける"瞬間、Xボタンを押下したその瞬間、鋭い効果音と共に鳴り止む音楽、カットインする弁護士、ナマイキにもウソを並べ立てる証人。メタ的に言えばストーリー上の”正解”を出した快感、さらにプレイヤーの分身である弁護士が証人のスキを突いてゆくことへの期待感。

トーリーをプレーヤーが自ら切り拓いた感覚を味わうことができる、これらがあの一瞬に詰め込まれているのである。

だから私は、法廷パートでおもむろにXボタンを押す瞬間が大好きだ。

 

‥‥ムロン、おもむろに押せないときもある。一通り尋問を見たあとのなるほどくんのコメント「(でも、○○さんの証言にはオカシイところがある)」がハッタリにしか聞こえないとき、これほど困ることもない。おそるおそるXボタンを押したとき、それがたまたま正解だったときの安堵もまた、楽しむべきシロモノと言えるかもしれない。

 

 

以上、語るには大きすぎるミリョクのヒトツを簡単ではあるが語ってみた。

各作品の感想など、今後のエントリで話せたらと思っている。

また、このシリーズ以外にも、なんやかんや思うところを気まぐれに更新してみようか、と考える次第である。

 

それでは、本日はこれにて閉廷!