2021.02 見たモノ聞いたモノ
ラジオ
星野源のANN(ニッポン放送、2月2日)&バナナマンのバナナムーンGOLD(TBSラジオ、2月5日)
ANNの誕生日スペシャルに日村さんが前フリなしのキングボンビーで登場するもスベり、そのあとずっと変な空気だったのがよかった。バナナムーンGOLDでも終始反省モードで、ツメアマ太郎が登場することに。
TBSラジオのホームページにニッポン放送・イマジンスタジオの写真が載っているのに驚いた。
伊集院光 深夜の馬鹿力(TBSラジオ、2月8日)
「笑点ボツお題カルタ」、個人的にツボ。
爆笑問題カーボーイ(TBSラジオ、2月2日)
冒頭にターン収録終わりのハライチ(宮嵜Pのtwitterで事前に登場予告されてたけどな)、そのあと鬼越トマホークが入れ替わりゲストで丁々発止の言い争い。言えば言うほど身を削られていくお三方の体の張りぶり。
爆笑問題カーボーイ(TBSラジオ、2月9日)
TBSから安住アナ・外山アナ(ワンちゃん)・良原アナ(アミーゴ)登場。日曜サンデーは聞いていないので太田さんとお三方の関係性はさほど知らなかったが、めちゃくちゃ面白かった。太田さんの無茶撃ちを躱しつつ行くときは行く安住アナ、手綱を握ったりノッてみたり聞き役も一級品の外山アナ、その中でまともであることが異色であり個性になる良原アナと、バランスのよい配置でずっと聞けた。中でも外山アナの仕事ぶりが印象的。深夜ラジオとは思えないキッチリした進行も新鮮で良かった。来週は来週で水曜JUNKから山里亮太氏、木曜JUNKからおぎやはぎのお二人がくるという豪華ぶり。イレギュラーが生んだスペシャルぶりを嬉しく思うとともに、田中さんと2人の”通常”放送も恋しくなる。どちらかに寄らず両輪だからこそ大きく回っているのがすごいなと。
(追記)
項目には立てないが、翌週(2/16)のおぎやはぎ・山里回も(グーフィーだ!)、そして田中さん復帰回(2/23)も面白かった。ゲストが来るとその後のCD〇〇まで美味しいという、鍋からの雑炊パターン。今月は話題に事欠かなかったな。
ハライチのターン!(TBSラジオ、2/25)
東急ハンズスポンサー月間のフィナーレにふさわしい大団円。ネコちゃんニュースもハネてた。
オードリーのオールナイトニッポン(ニッポン放送、2月19日)
L-1グランプリ。終わってみればまったく裏に入らず、王道ネタレースに。審査員紹介での「埼玉県所沢市の春日さん」がなぜだかめちゃくちゃ面白かった。
テレビ・映像メディア
麒麟がくる(NHK、2020)
人生で初めて大河ドラマを通して見た。面白かった! 主役の長谷川博己さんはもちろん、織田信長を演じた染谷(そめたに)将太さんのたたずまいが素晴らしかった。岡村隆史さん(もともと彼のラジオと、あと伊集院さんのラジオで話題になっていたから見始めたのだ)も平民を浮きすぎることなく演じていて良かった。最初は途中断念も頭にあったが、美濃編終盤の本木雅弘さんの怪演あたりで視聴継続を決意し、途中何週か置き去りにしたときもあったがなんとか最後まで見ることができた。
次の「青天を衝け」も面白そうなので見てみようかしら。
(追記)1・2話見た。うーん‥‥。話として面白くなってくるのはもう少し後だろうから、引き続き見てみる。
いだてん(NHK、2019)
(公式HPが消滅している‥‥。インタビュー読みたかった)
昨年の再放送を録画したものの見る機会を逸していたが、「麒麟がくる」完結に際して視聴を決意。最初こそゆっくりしたペースで見ていたが、ストックホルムオリンピック本番のあたりからどんどん面白くなり、約1週間で全47回視聴に至った。脚本とキャスティングと演出と音楽が渾然一体となってドラマの面白さを幾重にも増幅させていて、個々人の具体的な功績を挙げて称えることが難しいほどにまとまりとしての制作チームの圧倒的な凄さを感じた。
扱われた20世紀初頭~半ば(1960年代)という時代、現在にもっとも近い”歴史”は、その時代を生きていない自分の中にも歴史の燃え滓が残っている心地がするほどに今と地続きで、今に残る当時の傷跡の疼きが生々しく感じられる。まだ”歴史”になりきっていない、火成岩になりきっていないマグマのまだ熱い部分を、虚構ないまぜといえどツブサに描写し、ひとつの料理として器に盛り切ったことに感服した。
このドラマは「実話をもとにしたフィクション」だが、フィクションを通して”少し昔”が”今”に語りかけてくるような構図となり、ときにゾッとするほどの符牒を見せる。劇中劇のような格好で歴史が語られ、その”劇”と”劇中劇”のそれぞれのドラマの中で、あるいはその枠を飛び超えて縦横無尽に仕掛けられた構図の重なりが、次なるドラマの推進力となっていく。そしてそればかりか、さらに物語の内(=虚構)と外(=現実)もまた重なってゆく。回が深まるごとに互いの境界がぼやけて見えなくなっていくのはなんとも奇妙な心地だった。見ていて何度も泣いてしまったが、泣きながらこれは何に対する涙なのかわからなくなることもしばしばあった。
最後に。三宅弘城の播磨屋を最初から最後まで堪能できたのは再放送がゆえの幸運だったと思う。
ドロステのはてで僕ら(映画、2020)(トリウッド下北沢)
超ロングラン上映で助かった。小さなきっかけを転がしていった”果て”は大騒動だけど、最後に得たものは小さくも確かな手応えで。緻密な台本と緻密な芝居、そして緻密な撮影を細かく細かく積み重ねてできる、作品という”未来”を堪能した。芝居の大きさや舞台設定、そして出てくる空間の外にほとんど影響を与えずに騒動が完結しているところも含めて、劇団発の映像と感じさせる部分が随所にあった。女性の方々がキュートでした。
トリウッド下北沢には初めて行ったが、ほかにも面白い作品がやっていて、他のミニシアターも含め今後ともチェックしたいところ。
ゴッドタン 腐り芸人オンラインセラピー
有料配信ライブで「腐り」をテーマにトーク。『絶対にピー音が入らない』と煽っていただけに、ゴシップ的な面白さに期待していた人もいたみたい。確かにテーマから見たら消化不良感は少しあるかもしれないけど、脱線した話も面白いんだし、このメンツの話が聞けただけで十分以上の面白さ。良かったです。松丸さんもさすがでした。
わしゃがなTV(ゲスト:星野源)
中村悠一とマフィア梶田のYoutube番組。星野源の手広さは事あるごとに感じるが、今回もまた。氷菓やらきすたなど自分の好きな作品が出てきて嬉しかった。やっぱり中村悠一はいい声だなあ。
タモリ電車クラブ持ち込み企画第2弾!俺の鉄ネタ臨時列車編
どのネタも良かったですね。鉄道ライブカメラダービーは一般人がやっても盛り上がりそうだが、知識がないと面白がれないのかな。
全力!脱力タイムズ(フジテレビ、2月26日)
今夜の #脱力タイムズ は
— 【公式】全力!脱力タイムズ (@datsuryoku_cx) 2021年2月26日
▽芸能人も続々進出!バズる動画の作り方を徹底分析!
▽ゲストコメンテーターの #森七菜 さんがバズり間違いなし!?の動画を撮影
▽若者にも楽しんでもらうために #NONSTYLE #井上裕介 さんもバズる動画にチャレンジ! pic.twitter.com/jUFyHWdg4o
ワンマンショー、キョトン顔、そして溜めておいての大変身、密度の濃い40分。
NHKスペシャル 2030飽食の悪夢
これを見た翌日にスーパーに行ったら具合が悪くなった。
手に届く距離に置き続けることの代償。
音楽
「Music&Discoveries」で聞いて気に入った曲が多い。「songwhip」というストリーミング配信一覧作成サービスを使ってみたが、なぜだかAmazon musicが引っかからないことがある。
YONA YONA WEEKENDERS「唄が歩くとき」
SPECIAL OTHERS
インストゥルメンタル多めのバンド。
NONA REEVES「ガリレオ・ガール」songwhip.com
「佐久間宣行ANN0」のジングル曲のひとつ。めちゃくちゃ良い。NONA REEVESだと
「Mr. Melody Maker」も最近よく聞いている。
Perfume「チョコレイト・ディスコ Stage Mix 〜お願い 想いが届くといいな〜Ver.」
聞いたことないMixだった。低音が主張していて良い。ライブ映像を見るたびに、一度でいいから現地に行ってみたいと思う。去年2月に中止になった東京ドームのライブのチケット、まだ捨てられていない。
The Weeknd (feat. Daft Punk)「I Feel It Coming」
Creepy NutsANN0のED前ジングルに使われているので冒頭のみ聞き覚えがあった。しかし、世界でこんなに再生されているのになんで今まで聞いたことなかったんだろう‥‥。
Daft Punkは鉄腕DASH内のコーナー「新宿DASH」のテーマ曲として「Contact」が使われていて、それをきっかけに借りた「Random Access Memories」を何度も聞いた。なぜか「Instant Crush」がとても好きだったな。
本
米澤穂信「王とサーカス」
読後感が「米澤穂信を読んだなあ」となる。登場人物たちが抱える複層的な事情を、小出しにしつつ描くのがうまい。言葉の切っ先がいつ登場人物とその背後にいる読者に向くか、いつもヒヤヒヤしてしまう。
プロ野球名鑑2021
欠かさず買っていた名鑑も、2020年はついに買わずじまいだった。9年間同じ出版社の発行するものを買い続けてきたが、これを機に別の出版社のものに乗り換えてみることに。名鑑が本屋に並び始めると、春ですね。
その他
相鉄線に乗った
もともと別の目的地を目指して東急東横線に乗っていたが、寝過ごして気がついたら横浜駅に着いていた。もともと大した用事ではなかったので、引き返すぐらいなら今まで乗ったことのない相鉄線に乗ってみることに。駅案内の洗練具合、相鉄カラー(YOKOHAMA NAVYBLUE)、堪能しました。